アロンソ、マクラーレンを離脱

まあ、新人のハミルトンがあまりにも速過ぎて印象も鮮やかなんで、いつかは出るだろうとは思っちゃいたが、早かったな~

20年前からF-1見てるモンからすると、今年のマクラーレンは、セナプロ対決を彷彿とさせられて、なかなか感慨深かった。

アロンソはミスが少ないウルトラスムーズなドライビングで、そのシュアな走りはプロストと被る。

ハミルトンはコーナー入り口で強く曲げてくるタイプで、アグレッシブなその走りはセナを連想する。

地味だけどなんとなく小憎らしく速いアロンソと、見るからにオレははえーぜと燃えているハミルトンとでは、どちらが客ウケするかといったら、断然後者だろう。
セナプロの時も、素人目にも明らかに他のドライバーと走り方が違うと分かって、情熱的に感じられるセナの方が圧倒的に人気が高かった。
(もっともそれは日本だけなのかも知れんが・・・)

人気があって若い方が、いぶし銀の先輩の方を押し出すってのは、マクラーレンの伝統みたいなもんだから、残るのは絶対にハミルトンだとは思っていたが、一年しか直接対決がないのはつまらん。

アロンソの移籍候補のひとつがレッドブルになってるのが興味深い。
ふつーに考えたら、2度のチャンピオンに輝いたトップドライバーが、レッドブルなんちゅうちんまいチームに移籍ってのは考えられないが、来期のレッドブルのマシンは、天才デザイナー、エイドリアン・ニューウィーがデザインするマシンだから、小さいチームだからといって油断はできない。
仮にアロンソがレッドブルに乗って、マクラーレンのハミルトンをブッチギったら、それはすごい快挙だ。

また、レッドブル対マクラーレンになったら、それはニューウィーがらみの遺恨対決としても面白い。

去年までニューウィーはマクラーレンにいて、マシンをデザインしていた。ニューウィーが作る車は、決まると速いが、よく壊れたり、セッティングが決まらないとボロボロだったりする。

キミ・ライコネン(今年のチャンピオン)というでら速いドライバーを擁していながら、マシンの信頼性不足でマクラーレンが勝ちを逃したことは1度や2度ではない。
その詰め腹切らされる感じでニューウィーは出て行ったが、ニューウィーが残していった設計を煮詰めて熟成した形の今年のマシンが、フェラーリ以外は全てブッチギリという激烈速くてかつ壊れないマシンに仕上がった。

最近のF-1は進化が早いし、年々変わるレギュレーションにその都度最適化したデザインにしないといけないから、ある年最強だったマシンを作れても、その設計が3年後に通用する保障はどこにもない。
去年のニューウィーの遺産を活かした今年のマクラーレンが速かったとしても、来季も速いという保障はない。
一方のレッドブルは、雪辱に燃えるニューウィーが心血注いだマシンを出してくるはず。

ニューウィーの設計思想はセンシティブすぎて、外すときは大外しするものだが、ハマった場合は、エンジンパワー不足や、予算不足を平気でひっくり返すようなとんでもマシンになる可能性がある。

アロンソ+レッドブルが、マクラーレンのハミルトンをブッチギルとするなら、それは二重の意味で雪辱戦になるので、話題性としては非常においしい。

常識的に考えたら、アロンソは過去二度のタイトルを取った古巣のルノーに戻るのが当然だろうが、ルノーにはめきめきと頭角を現しつつあるコパライネンというルーキーが居て、さらに来季はネルソン・ピケJrが乗るという噂もある。ピケJrがF-1に乗って速いかどうかは未知数だが、モノになる速さだった場合は、往年の名チャンピオンの二代目ドライバーとして話題性抜群なので、ルノーとしてはこれは捨て難い。

じゃあアロンソはマジでレッドブルなのかも知れんねってことです

まあ、来年もライコネンがいただきだけどね☆

アロンソとの契約を途中解除