Blood type and influenza

インフルエンザと血液型の関係

人の血液型は、O型がもっとも基本の原型と見られており、A型やB型は、居住地域の気候や地質水質、土着のウイルスに感染したかどうかで派生したと考えられている。

AB型が最も少ないのは、地域的な進化特性で発生したのでなく、A型とB型の交配で発生したからと考えると、理屈としてすっきりする。

先祖があるウイルスに感染して、そのウイルスによる遺伝的な形質を引き継いできたのが血液型だとすると、血液型によって感染しやすいウイルス、感染しにくいウイルスもあるのではないかと思えた。

マラリアは、赤血球に特定の遺伝的形質がある人には感染しないという事例もあり、地域によって血液型の偏在があるのは、その地域に多い風土病に対して強い血液型と、弱い血液型があるから、自然選択的に血液型が偏っていくのではないかとも考えられる。

それで気になって、インフルエンザウイルスの感染傾向と血液型の間に相関関係があるのかどうか調べてみた。

【O型】
代表的な二つのA型ウィルス(Aソ連型とA香港型)に対しては抗体をつくる能力が高いがA香港型よりAソ連型に弱い傾向がある。
B型インフルエンザに対しては抗体をつくる能力が比較的弱い
0型は強いインフルエンザウィルスには非常に感染率が高くなり近年、強いインフルエンザウィルスが流行した際には、O型がいちばんひどい被害を受けている。

【A型】
Aソ連型に対しては素早く多量の抗体をつくる力があり、A香港型の場合はさらにこの傾向は顕著になる。
B型インフルエンザに対してはその能力は低くなる。
全体的に、A型は弱いインフルエンザに感染しやすいため、症状もほかの血液型に比べて軽いことが多い。

【B型】
A香港型に対してはいちばん弱く、Aソ連型には多少であるが強い傾向がある。
インフルエンザから回復して五ヶ月たったB型の体内にA香港型の抗原が見つかることがあるほど。 
この場合症状がでることがなくても、ウィルスはまだ生きている。
しかしB型の血液型は B型インフルエンザに対しては非常に強く、ほかの血液型よりずっと有利。

【AB型】
どの型のインフルエンザに対しても抗体をつくる能力が弱く、防御しきれない。
AB型にとってインフルエンザは どの年にも問題となってしまう。

新型インフルエンザ(トリインフルエンザやブタインフルエンザの変異型)はH1N1亜型で、H1N1は一般的にはAソ連型と呼ばれる、A型のインフルエンザになる。

つまり新型インフルエンザは、A型インフルエンザの亜型なので、血液型がBやABの人は重症化しやすいということになる。

新型インフルエンザワクチンは、ワクチンそのものも、ワクチンを打つ体制も胡散臭さ満点の怪しい代物だが、B型やAB型の人は打った方がいいのかも知れない。